賞と罰
■ 罰に比べて賞は極端にすくない。
刑務所では当然といえば当然だが、罰に比べて賞は極端に少ない。
賞といえるものは次の三つの事だけである。
・人命救助
・施設の運営に貢献
・その他の優良行為
施設の運営に貢献とは、作業の効率化への提言など著しく貢献した場合などである。
反対に罰に関しては、ありとあらゆる事が具体的に決められている。
・作業に関すること
・食事に関すること
・舎房での生活に関すること
・通路の歩き方に関すること
・持ち物に関すること
・入浴に関すること
・運動に関すること
などなど、刑務所での全ての動作に関して守るべき規則があり、その規則をやぶることは懲罰や戒告などの罰の対象となる。
「自由にできるのは、就寝時間に寝ることと夢をみることだけだ。」とはよく言ったものである。