はじめての刑務所体験記

教育と職業訓練

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■ 教育

教育には強制のものと、希望によるものがある。
強制は、「覚せい剤」「暴力」「性犯罪」「道徳」などがあり、犯した犯罪に関する教育が行われる。
受講者は指名されて出席することになり、拒否することはできない。
外部から講師を呼んで行われることも多く、ディスカッションを中心に教育が行われる。

希望で受講できるものはクラブと呼ばれ、習字、パソコン、陶芸、宗教、絵画、などがあり人気があるものも多い。


■ 職業訓練

職業訓練は、各刑務所特有の訓練があり、受講したいものはその訓練が行われている刑務所に移って受けることになる。
希望は願箋で提出して、自分の刑務所での審査に通った後に先方の刑務所の審査を受けて合格したものだけが訓練を受けることができる。
基本的に、優良な受刑者でないとまず合格できない。

訓練の期間は、3ヶ月~2年とその内容によって違うが、残りの受刑期間以下の訓練でないと申し込むことができない。
訓練の種類は豊富で、随時募集が行われる。
人気のある訓練も多く、何度か希望をしなければなかなか受けられないものもある。
又、制限区分が2種以上でないと受けられない訓練もある。

【訓練の種類】
・畳
・大工
・左官
・配管工
・金属加工
・板金工
・電気技師
・木工
・ボイラー技師
・理髪師
・美容師
・重機
・航海士
・CAD
・システムエンジニア
・農業技術
・その他

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