未決と確定
■ 未決と確定の処遇の違い
通常、起訴されると拘置所に移って裁判を受けることになる。
判決が確定するまでは被告として未決拘留されることになる。
この状態の被告を「未決」と呼び作業をする必要はないが色々な制限を受ける。
また、判決が確定したものは被告から受刑者と身分が変わり、確定房へと移る。
拘置所での受刑者を「確定」と呼び、刑務所と同じ厳しい制限を受け作業もしなければならない。
「未決」と「確定」の制限の違いは次の通りだ。
項目 | 未決(被告) | 確定(受刑者) |
作業 | なし | あり |
訓練 | なし | あり |
衣服 | 私服 | 官服 |
購入 | 菓子・パン・ジュース・缶詰・調味料 下着・日用品・書籍 週2回 | 下着・日用品・書籍 月1回 |
差入れ | 衣類・書籍・現金・売店での購入品 | 書籍・現金・売店での購入品 |
面会 | 平日2回/日 知人・友人も可 | 平日2回/月 親族のみ |
発信 | 制限なし | 4通/月 |
処遇 | ・基本的に全て自由時間 ・飲食も自由にできる ・あまり厳しくない | ・夕方4時30分以降自由時間 ・食事時間以外飲食はできない ・全てにおいて厳しい |